今や色んなノウハウが出回るようになったけど、やっぱ副業やフリーランスで成功するために必要なのはこれだと思ってる。ここから11年経ってるけど、未だにこれは普遍の真理ですね。
— ふじい編集長/法人でライターチーム運営 (@fk_promotion) October 13, 2021
堀江貴文 「起業してほぼ確実に成功する方法」
⇒ https://t.co/zp2YMZYnwg #アメブロ @ameba_officialさんから
昔のFacebookの投稿を漁ってたら、たまたま見つけたこの記事。
これは正しいと思うのだが、どうもたまに上手くいかない人がいるみたいだ。
なぜだろう?と疑問に思って考えてみた。で、これなんじゃないか?と思ったことが一つだけあった。
それは睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使っていないということじゃないかと。
いつ見返しても本当にそう思う。ライターが成功する方法も、多分これしかない。
「睡眠時間以外をほぼ全て仕事に使う。」
彼の言う"これ"に勝る成功法則は、おそらくない。そこらにある「ライティングテク」をちょっと使っただけで文章が上手くなるか?
ライター講座を一通り受けただけで、高単価なライターになるか?
インフルエンサーの出す数千円のBrainで書かれてるノウハウを使っただけで、売れる文章が書けるか?
おそらく、それだけじゃ絶対無理だろう。そこに絶対「量」が必要となる。
きっと、ノウハウだけで優秀なライターになれるのなら、Twitterのライターアカウントはみんな「〇〇@月収100万円ライター」という名前になっている。
もしも「野球完全未経験から最短1ヶ月で大谷翔平になる方法」というノウハウがSNSで売られていたら、あなたはそれを信じるだろうか?
もしも「素人でも一日たった5分の練習だけでホームランを量産する方法」というノウハウがSNSで売られてたら、それを信じるだろうか?
おそらく答えはNOだと思う。実際、バットを振り込まないとホームランバッターにはなれない。人が休んでる時に練習してる人じゃないとプロになれないし、結果も多分出ない。
ライティングもスポーツと同じで、量が必要な競技だ。
なんならライターはスポーツなんじゃないか説まであると思う。
一回本を読んだだけじゃ、その情報をどうしても実務で落とし込めない。なぜなら「脳」で覚えたことはすぐに忘れるからだ。
人間は忘れるようにできている。「エビングハウスの忘却曲線」というものがあるように、人間は時間と共に記憶したことが頭から離れていく習性を持っている。20分後には40%くらいを忘れて、1時間後には50%以上を忘れる。そして1ヶ月も経てば綺麗さっぱり80%近く物事を忘れる。
だから頭だけで覚えたノウハウなんて、極端な話時間が経てば8割型はどっかに吹っ飛んでいく、ということになる。スポーツでも、「正しいフォームの身につけ方」という本を読んだだけで試合に出れるようになれないのと同じだ。
しかし、身体で覚えたことは忘れにくい。身体で覚えたスキルは無意識レベルで使いこなせるようになる。
詳しい科学的根拠とかはあまり分からないが、小学校の時に習った九九とか、幼稚園で乗った補助輪なしの自転車とか、18歳の時に免許講習でやった運転技術とか、頭じゃ覚えてないけど、身体で何度も反復的にやってることは絶対に忘れてないはずだ。
つまり、スキルというものは頭で覚えるだけじゃ決して習得できない。それを何度も反復してスキルを体得することが大事ということだ。
となれば、「ライターで稼ぎたい」と思うのであれば、量を積む以外に方法はないではないか。
1日7時間以上寝る暇があるだろうか。
TikTokで共有からLINEを開いて3番目の人を確認してる暇があるだろうか。
ネットフリックスでイカゲームを見てる暇があるだろうか。
「本気で文章を上達させたい」と願うなら、本当に今パソコンの前に座って文章を書いているか。それも"書き続けているか"がポイント。これこそが、将来ライターとして成功するための重要なファクターだ。
僕も2018年3月にフリーランスのライターとして独立してからというもの、今までの約4年間、やってきたことと言えば、ひたすら書き続けることだった。
フィードバックをもらっては、ひたすら書くの繰り返し。何度も反復していくうちに、「こういう展開になったらこういうパターンの文章を書く」といったような型がわかってくるようになった。
リード文の書き方とか、結論⇨理由⇨具体例⇨結論という文の運び方とか、そんなのも。
それは頭で覚えているのではない。身体で覚えているのだ。
世の中には複雑で難解なノウハウや、LINEに登録しないと見られないような、秘密のライティングテクなるものも存在する。
しかし、原理原則はいつの時代も、おそらくシンプルだ。
成功に近道は多分ない。
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