Twitterのみなさん。おはようございます。とうとうクライアントがみんな休んでる正月期間も最後ですね。

さて、今日は「初期のライターほどクライアントは絞った方が良い」というお話です。

実は、みんなこれを知らずに損をしています。はたから見てたら本当にもったいないなぁと。

過剰にリスク回避を意識し過ぎて、大きなチャンスを逃している人が多すぎる。

じゃあ、それはどういうことか。あなたも、今たくさんのクライアントを抱えているのではないでしょうか?中には、副業ライターとして稼働しながら案件を5件も6件も同時に抱える人もいるでしょう。

一本槍のフリーランスならば、クライアントを複数持つことはリスク分散になることは僕も重々承知です。どこかが転けても、他にクライアントがいれば食いっぱぐれるリスクが低くなるのもあるし、僕もフリーランスになりたての頃はとにかくライターの案件がゼロになるのが怖かったから、たくさんのクライアントを抱えることに集中していました。

しかし、過剰にクライアントを分散させるのもあまりお勧めしません。特にライターになりたての人はそう。なぜならリスクを分散すると同時に、あなたの貴重なクライアントにかけられるリソースも分散させてしまうからです。

そもそもクライアントワークというのは恋愛と同じです。クライアントを複数持つというのは、いわば恋人を何股もしているような状態ですからね。

複数の人に恋をしているということは、恋人一人あたりに避けるリソースは減ってしまうということ。

「それがライターのクライアントワークに何の関係があるの?」と思われた方も多いでしょうが、ではこう考えてみてください。

今あなたが5股をしているとしましょう。その中でも、飛び抜けてタイプな人が1人いて、「うわ、俺(ワタシ)、この人を本気でモノにしたい...」って思ったらどうするでしょうか。

おそらく、他の4人を股にかけるのをやめて、その人1本に絞るでしょう。

「いやでも、この人一本に絞ると、別れた時に女(男)がいなくなる」と考えるでしょうか?

多分、そんな小さなリスクなど考えず、あなたなら一点突破で突き進むはずです。

しかし、このようなリスクテイクが、ライター業になると途端にできなくなるのです。

例えば、めちゃくちゃ予算があってフィードバックも丁寧な超有能クライアントから仕事をゲットしたにもかかわらず、「クライアントを絞るとリスクがあるから」と言って、どこの誰かもわからないようなクライアントを何人も抱えてしまってはないでしょうか?

もちろん一個に絞る必要はありません。それは極端な話ですが、大事なのは選択と集中です。

本当に大事な人に自分のリソースを一点集中させた方が良い場合もあるのです。

僕もクライアントへ提供するリソースの選択はかなり厳重に考えてここまできました。

その結果、何年もお付き合いさせていただいているクライアントが少なくとも3社はあります。

さて、次はクライアント目線で話をしましょう。クライアントもみんな、優秀で働き者のあなたにずっと自分たちの仕事をして欲しいと思っています。

なのでできることなら浮気をせず、自分だけに恋をして欲しいと考えているです。

理由は単純で、優秀なライターには自社でたくさん働いてもらった方が得だから。

じゃああなたの行動を思い返してみてください。何股もかけてちまちまと記事を納品していて、一人のクライアントを信頼を作っていけるでしょうか?継続依頼してもらえるでしょうか?

二兎を追う者は一兎をも得ずです。

これが売れっ子ライターなら話は別となりますが、何の実績もなく大したリソースもないあなたが、どうやってクライアントに食い込んで行くのでしょうか?

フリーランスはいかにクライアントと信頼関係を作っていけるかが勝負。どれだけクライアントと信頼を作ったかが、あなたの収入に直結します。

だったら、まずは集中的に一人、二人のクライアントにコミットして信頼を作った方が良いのではないでしょうか。

それを何社も抱えてしまうと、結局どのクライアントにも中途半端なパフォーマンスしか出せなくなります。

クライアント側としても、同じスキルの人がいて「週4本書けるAさん」と「週1本しか書けないBさん」だと、おそらく自然と案件をAさんにお願いします。 なぜならたくさん書いてくれる人に全振りした方が、少ないコミュニケーションコストで仕事を頼めるから。

僕もクライアントの立場を経験したからわかるが、ライターが増えすぎるとコミュニケーションコストが増大します。

だから極端な話、記事の依頼を10本ライターにお願いするのなら、10本を10人に依頼するよりも、1人に10本を依頼した方が楽なのです。

クライアント的にはそういう心理もあるので、あなたが本気で仕事を受けたい人がいるなら、一点張りした方がいいでしょう。

「でも、収入が途切れる不安もあるし...」と思う気持ちもわかります。ただ、そもそもあなたは途切れる不安を抱えているほど稼ぎがあるでしょうか?

たった10万円や20万円の収入を守り抜くために、何を怯えているのでしょうか?

そんなのしっかりとスキルをつけてクライアントから信頼を得られれば、リスク分散などしなくてもちゃんと収入を確保できるはずです。

それなのに、なぜすぐに「守り」を考えるのだろうか?

それは人間が過剰に損を嫌う心理があるからだとは思います。人は損することが大っ嫌いです。

そのように、ライターも大した稼ぎもないのに、なぜか「収入の分散」とか「クライアントの分散」をやりたがります。

稼ぎがないのに守りに入るのは、稼いでもないのに税金対策をしているようなものです。

特に副業の人こそ、クライアントをなるべく絞り成果や信頼作りにコミットした方が良いでしょう。なぜなら、本業やってる時点で十分に収入の安定性は高いから。

なので、本業ある人は積極的に副業でリスクを取った方が良いです。中途半端に案件増やしてリスクヘッジする必要はないですからね。

そうと分かれば、あなたにとって大事なものへとリソースを投下するようにしましょう!

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