久しぶりのブログ更新です。

最近はクライアント様に全身全霊を注いでいたので、中々Twitterの発信もブログの更新もできませんでしたが、お世話になってる経営者様からとっても大事なことを教えていただいたので、アウトプットも兼ねてシェします。

今日お伝えするのは、ライターの仕事について。みなさんのクライアントってどんな感じですか?

仕事の依頼をされるとき、丁寧に仕事の詳細を教えてくれますか?それとも「これ頼む」「任せた」というように、雑に仕事を投げられるでしょうか?

僕は後者の頼まれ方が多いです。めちゃくちゃ雑に「これ頼む」みたいな感じですね笑

もちろん、それに対して「もっと丁寧に依頼してよ〜」なんてことは全く思いません。むしろ、雑に投げてもらって構いませんし、そんなことは僕に雑に投げてもらって、クライアント様はもっと自分が注ぐべき事業に全力でリソースを割いて欲しいくらいです。

さて結論ですが、ライターの仕事は、そういった「クライアントからの雑な依頼」の意図を考えるところから始まると思っています。

発注者は"プロのライター"であるあなたに仕事を依頼しています。

そう、あなたはライティングのプロなのです。

だからこそあなたは、プロのライターとしてその道のプロ"ではない"発注者の要望を汲み取り、形にしていかなければならないのです。

「これお願い!」

この一言であなたが仕事を依頼されたとしましょう。あなたは、その後どういったアクションを取るでしょうか?

「発注者の依頼が雑で仕事がしにくい...」

と不満を言いそうになっていなかったでしょうか?

しかし、その雑な要望を汲み取るのも、ライターの仕事だったりします。

・発注者はどんな目的を持ってるのか

・発注者の目的を達成するために、どんな内容を書く必要があるのか

など、こちらで考えられることは全部考え「こんな内容で良いでしょうか?」と確認をとることが重要です。

むしろ、丁寧に案件の詳細を説明されるということは「あなたが100%まだ信頼されていない」ということなのかもしれません。

例えば僕も、自分の意図をちゃんと理解してくれるライターには、かなり雑な依頼の仕方をしています。

なぜなら、雑な依頼の仕方でも、僕の発注意図をちゃんと理解してくれるからです。

理解ができなくても「これって、こんな感じで良いですか?」と必ず確認をしてくれます。

「発注者が雑な依頼をするから、わからなかった」では済まされません。

雑な依頼の意図を汲み取り、クライアントのざっくりとした要望を形にしていくところから、ライターの仕事は始まっています。

言い方を変えると、雑な依頼を許してくれるライターは、発注者からかなり重宝されるのです。(こっちの言い方の方が正しいかも)

そして、発注者は自分が成長すればするほど発注の内容が雑になります。

発注者もステージがどんどんと上がるので、いつまでも同じレベルで仕事はできないのです。

だからこそライターは「いかにクライアントに手離れしてもらうか」を考える必要があります。

特にエンドクライアントと仕事をするなら、それは絶対に必要です。

「あなたに仕事の詳細を説明する」という行為そのものにも、お金がかかっているのです。

例えば発注者の時給価値が1万円だったとしましょう。

発注者が30分かけてあなたに案件の詳細を説明したとすれば、発注者は実質5000円の時間的コストをかけていることになります。

これが時給2万円の価値がある人なら、あなたに30分使っただけで平気で諭吉が一枚吹き飛びます。

しかし、あなたが発注の意図を汲み取って「〇〇さん、こんな感じですか?」と提案したとして、「うん!それでOK!お願いします!」といった感じで円滑にコミュニケーションが進めば、時間的コストはグッと下がることになるでしょう。

相手に一から詳細を説明させるよりも、こっちの方が相手の工数を削減できます。

実際経営者の時給価値はとても高いです。相手の時間が貴重な経営資源であることは、絶対に心得ておかなければなりません。

僕もライターに仕事を発注する身なのでわかりますが、案件の詳細を説明するのって結構労力がかかります。

むしろそれが弊害になって、中々ライターに仕事を依頼できないこともあります。

とはいえ、それは何も無理にやる必要はありません。「俺はもっとクライアントに近づいていきたい!」「もっと仕事をもらえるようになりたい!」って人だけ意識すれば良いと思います。

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